皆さんこんにちは!
不動産の売却にご興味をお持ちの方なら、聞いたことがあるかもしれない「仲介」と「買取」という二つの言葉。
今回はその二つの違いや、それぞれのメリットデメリットをお教えいたします!
不動産の売却における「仲介」と「買取」の違いは以下の通りです。
1. 仲介
仲介は、不動産売買において、不動産会社(仲介業者)が売主と買主の間に立ち、取引をサポートする形態です。
売主と買主は直接取引を行い、仲介業者はその手続きをサポートします。
特徴
- ①価格交渉:売主は市場価格に基づいた価格で売却を行い、買主との交渉を通じて最終的な取引価格を決めます。
- 買主が見つかるまで価格交渉が行われることが一般的です。
- ②時間がかかる:売主が希望する価格で買主を見つけるまで時間がかかることがあります。
- ③費用:仲介手数料(売買価格の約3% + 6万円とその消費税)を支払う必要があります。
- 800万円以下の売買価格の場合は33万円(税込み)の上限が設けられています。
メリット
- 市場価格に近い価格で売却できる可能性が高い。
- 買主の選択肢が増え、より多くの競争が生まれる場合があります。
デメリット
- 売却が成立するまで時間がかかることがあり、早急に売りたい場合には不向き。
- 買主が見つからない場合、売却が成立しないこともあります。
2. 買取
買取は、不動産会社が売主から直接不動産を購入する形態です。
この場合、売主と不動産会社が直接契約を結び、物件が売却されます。
特徴
- ①価格交渉なし:不動産会社が事前に買取価格を提示し、売主がその価格で売却するかを決定します。
- 買取価格は市場価格よりも安くなることが多いです。
- 複数の不動産会社へ金額の提示を求めて、競争させることで金額を釣り上げられる場合もあります。
- ②スピード重視:買主がすでに決まっているため、売却が非常に早く進みます。
- 即日または数日内に売却が完了することもあります。
- ③費用:直接業者と契約する場合は仲介手数料はかかりません。
- 不動産業者の紹介で買取業者の提案があった場合には、仲介手数料の有無の確認が必要です。
メリット
- 売却が速やかに進み、手間が少ない。
- 買主を探す必要がなく、物件の状態が良くなくても売却可能な場合が多い。
- 相続物件や急な転居が必要な場合など、急いで売りたいときに便利。
デメリット
- 市場価格よりも低い価格での売却となることが多い。
- 複数の業者からの買取価格を比較することが重要です。
まとめ
- 仲介は、時間をかけて市場で買主を探し、希望の価格で売却できる可能性が高いが、時間がかかることがあります。
- 買取は、迅速に売却できるが、価格は市場価格よりも低くなる傾向があります。
どちらを選ぶかは、売主が「どれくらいの価格で」「どれくらいの速さで」売りたいかによって異なります。
お客様の状況、条件、希望などによって最適な方法が変わってきます。
少しでも売却をお考えであれば一度ご相談ください!