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今、不動産にまつわるトレンドといえば、「地面師たち」ではないでしょうか。
小説を原作としてNETFLIXでドラマ化されて以来、非常に話題ですよね。
ドラマの本編を見たことがない方でも、名前だけは聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。
実際に起きた地面師事件をモチーフとして作成されており、強い関心を集めていますね。
地面師事件は規模が大きいので、ほとんどの方は無縁だと思いますが、一等地で広大な土地を所有していなくても、一般的な住宅や土地の売買でも不動産業界の闇の影響を受けることもあることをご存じでしょうか。
それが「囲い込み」という行為です。
囲い込みとは、不動産業者が顧客情報や物件情報を独占し、他社との情報共有や競争を制限することを指します。
主に確認される方法としては、公開している物件に対する他社からの問い合わせを受け付けずに、直接問合わせをしてきたお客様に対してのみ、物件の情報公開や案内などを行うものです。
囲い込みの意図としては、仲介手数料の仕組みが関係しています。
業者Aが売却の依頼を受けて、物件情報をネットに公開したとします。
その後、業者Bから紹介したいお客様がいるなどと問い合わせを受け、最終的にそのお客様が購入するとなれば、売主は業者Aへ、買主は業者Bへ、それぞれ仲介手数料を支払うようになります。
ただ、このとき、他の業者を介さず、購入希望のお客様から直接業者Aへ問い合わせを受け、購入まで至れば、売主も買主も業者Aへ仲介手数料を支払うようになります。
上記の二つのパターンでは、後者の方が業者Aの利益が2倍になります。
囲い込みを行う目的はその利益差にあります。
このように囲い込みを行う業者は地面師よりも高い確率で合うかもしれません。
この囲い込みに対して、国土交通省が2025年から処分対象となると見解を発表しました。
具体的な罰則や措置に関しては、これから決定していく段階だそうですが、囲い込みが処分対象になることで、不動産取引の透明性や競争の公平性、何よりお客様の利益を守ることを目指しています。
売却をお考えの際には、囲い込みの知識を頭の片隅に置いてもらって、業者選びの指標の一つとしてお考えいただければ幸いです。
業者のホームページが充実しているかどうか、口コミの評価が高いかなども業者選びのポイントになります。
その点に関しても弊社は自信をもって、ご説明いたします。
売却の際は、ぜひお問い合わせください。